クラウドバンク(Crowd Bank)は、1万円から、あらかじめ定められた予定利回りで不動産担保ローンや海外ローン、再生可能エネルギーなどのファンドに投資できる、融資型(貸付型)クラウドファンディング/ソーシャルレンディングサービスです。
運営は第一種・第二種金融商品取引業の登録を受けた日本クラウド証券株式会社で、累計応募金額は3,329億円を突破しています(2026年6月時点)。
業界でも有数の規模に育ったサービスで、株のような日々の値動きを気にせず、少額から分散投資できる点が特徴です。
一方で2026年に入り、検索では「クラウドバンク 償還遅延」「大丈夫?」といった不安の言葉も増えています。
本記事では、運営チームが公式の一次情報(運営の登録・累計応募金額・実績平均利回り・運用中ファンドの状況)を確認し、良い評判の裏づけと、2026年に表面化した償還遅延の実態の両方を率直に検証します。
なお融資型クラウドファンディングは元本保証ではなく、必ず儲かるものではありません。
- 運営の日本クラウド証券は第一種・第二種金融商品取引業の登録業者(関東財務局長(金商)第115号)。
累計応募金額は3,329億円を突破しています(2026年6月時点)。 - 実績平均利回りは6.35%(2026年3月末までの1年間に運用終了したファンドの税引前実績値/3年間では6.04%)と高めですが、過去の実績であり将来を保証するものではありません。
- ただし2026年時点で償還遅延が表面化しており、運用中ファンドの過半数が「償還遅延中」です。
元本割れの可能性を含め、この事実を理解したうえで判断すべきサービスです。
はじめに(投資リスクの明示)
融資型クラウドファンディング・ソーシャルレンディングは、預金と違い元本が保証された商品ではありません。
貸付先の事業や資金繰りの状況によっては、分配金の減少・遅延(延滞)や、貸し倒れによる元本割れが起こる可能性があり、運用期間中は原則として途中解約ができず資金が拘束されます。
分配は予定利回りであり、非保証で確定したものではありません。
本記事で示す過去の実績(累計応募金額・実績平均利回りなど)は将来の成果を保証するものではなく、必ず儲かる・絶対に安全というものではありません。
最終的な投資判断は、各ファンドのリスク説明・契約締結前交付書面の確認のうえ、ご自身の責任で行ってください。
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結論:規模・実績は大きいが、2026年は償還遅延の事実を踏まえて判断すべき
運営チームが公式の一次情報を確認した結論として、クラウドバンクは「少額から、株のような日々の値動きを気にせず、予定利回りで貸付型ファンドに分散投資したい人」に向く融資型クラウドファンディングの一つだと考えます。
運営は第一種・第二種金融商品取引業の登録業者(関東財務局長(金商)第115号)で、累計応募金額は3,329億円を突破しています(2026年6月時点)。
証券会社が運営する点や、1万円からの少額投資・多彩なファンドのラインアップは、長くこのサービスの強みとされてきました。
実績平均利回りも6.35%(2026年3月末までの1年・税引前)と、預金や債券に比べれば高い水準です。
ただし、ここは正直に押さえてください。2026年時点で、クラウドバンクでは償還遅延が表面化しています。
公式の運用実績ページによれば、運用中ファンドのうち「償還遅延中」が過半数を占めている状況です。
融資型クラウドファンディングは元本保証ではなく、貸付先の事情で予定どおりに償還されない・元本が毀損する可能性があります。
「大丈夫?」という声の一部は、ここに根拠があります。
つまり、過去の高い実績(平均利回り・累計応募額)と、足元の償還遅延という事実は分けて理解する必要があります。
本記事は、片方だけを切り取らず、両方を一次情報で示すことを優先しました。
これから投資を検討する人は、余裕資金で・1案件に集中せず・遅延や元本割れが起こり得る前提で判断してください。
以下では、その根拠を「基本情報と項目別の特徴→良い評判の検証→気になる評判(償還遅延含む)の検証→メリットデメリット→始め方」の順に示します。

「実績が大きいから安心」「償還遅延が出ているから危ない」のどちらか一方で決めず、両方の事実を分けて見ていきます。
新規に検討する人は、後半の気になる評判の章を必ず読んでから判断してください。
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クラウドバンクの基本情報・運営会社の事実/項目別の特徴
クラウドバンクは、日本クラウド証券株式会社が運営する融資型(貸付型)クラウドファンディングです。
運営チームが公式サイト・会社概要・運用実績ページを確認し、運営と商品の基本情報を以下にまとめました。
| サービス名 | クラウドバンク(Crowd Bank) |
| 運営会社 | 日本クラウド証券株式会社(東京都渋谷区恵比寿/代表取締役 安達哲也) |
| 金融商品取引業登録 | 第一種・第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第115号 |
| スキーム | 融資型(貸付型)クラウドファンディング=ソーシャルレンディング(投資家の資金をファンド営業者経由で貸付先に融資し、利息を分配) |
| 最低投資額 | 1万円から |
| 実績平均利回り | 6.35%(2026年3月末までの1年間に運用終了したファンドの税引前実績値/3年間では6.04%・変動値) |
| 累計応募金額 | 約3,329億円(2026年6月時点) |
| 運用終了ファンド数 | 7,631件(2026年6月時点) |
| 分配方式 | 毎月分配が中心(ファンドにより四半期分配等もあり) |
| 募集形態 | 先着方式が中心 |
不動産担保・再生可能エネルギー・海外ローンなど、テーマの異なる多彩なファンドから選べる点が、クラウドバンクの特徴です。
出典:クラウドバンク公式サイト・会社概要・運用実績を運営チームが確認(2026年6月時点)。
登録業者であることは金融庁「免許・許可・登録等を受けている業者一覧(金融商品取引業者)」でも確認できます。
利回り・累計応募金額・件数などの数値は変動するため、投資前に必ず公式の最新表示をご確認ください。
運営会社 日本クラウド証券の信頼性を運営チームが確認
投資サービスでは「資金や個人情報を預ける運営会社が信頼できるのか」が気になるところです。
そこで運営チームが運営会社の情報を調べ、要点を整理しました。
クラウドバンクを運営する日本クラウド証券株式会社は、第一種・第二種金融商品取引業の登録業者(関東財務局長(金商)第115号)です。
証券会社がクラウドファンディングを運営する形態で、お客様からの預り金・出資金等を会社の固有財産と分別して管理する体制を公表しています。
登録業者であることは、金融庁の金融商品取引業者一覧でも確認できます。
金融商品取引業の登録は、事業者としての監督・規律を意味するものです。
ただし注意点として、「登録業者=元本が保証される/遅延が起きない」ではありません。
登録は個々のファンドの償還を保証するものではない点を、誤解しないようにしてください。
確認しておきたい点
運営が金融商品取引業の登録業者であることや、過去の累計応募金額・平均利回りが大きいことは、将来の運用成果を保証するものではありません。
融資型クラウドファンディングは元本保証ではなく、案件ごとにリスクが異なります。
後述のとおり2026年時点では償還遅延が広がっているため、各ファンドの予定利回り・運用期間・担保・リスク説明を、申込前に自分で確認する視点が大切です(確認の手順は後述します)。
出典:日本クラウド証券 会社概要および金融庁 金融商品取引業者一覧を運営チームが確認(2026年6月時点)。
匿名掲示板や個人ブログは出典にしていません。
項目別の特徴(確認した情報=公式の公表情報・公開実績と、現行の運用状況):
| 項目 | 評価 | 根拠 |
| 運営の信頼性 | ◎ | 第一種・第二種金融商品取引業の登録業者(関東財務局長(金商)第115号)。 証券会社が運営し、分別管理体制を公表している |
| 規模・運用終了実績 | ◎ | 累計応募金額約3,329億円・運用終了7,631件(2026年6月時点/過去の累積であり将来を保証するものではない) |
| 始めやすさ | ○ | 1万円から、ネット完結。 少額で分散しやすく、不動産担保・再エネ・海外など多彩なファンドから選べる |
| 利回り | ○ | 実績平均利回り6.35%(2026年3月末までの1年・税引前)。 預金より高いが、遅延案件を除いた過去の実績値 |
| 足元の運用状況 | △ | 2026年時点で運用中ファンドの過半数が「償還遅延中」。 資金拘束・回収リスクが顕在化している |
| 流動性 | △ | 運用期間中は原則として中途解約・出金ができない。 海外案件は為替リスクもある |
評価は運営チームの見解です(基準=公式の公表情報・公開実績と足元の運用状況)。
利回り・累計応募金額・運用中ファンドの状況などは変動するため、投資前に必ず公式の最新情報と各ファンドのリスク説明でご確認ください。
本記事は2026年時点で確認できる情報をもとに整理しています。
運営チームの独自アンケートについて
運営チームが不動産投資領域で実施した独自アンケートでは、クラウドバンクの回答はn=1(1名)と少数のため、満足度分布やスコアは非算出としています。
少数回答の中では「安定性」を評価する声と「情報(の充実度)」を求める声が見られましたが、これはサービス全体の傾向を示すものではありません。
本記事の評価は、利用者の感想ではなく公式の一次情報を主な根拠としています。

規模や運用終了件数は「過去の累積」、償還遅延は「いま進行中の状況」です。
実績の数字だけでこのサービスを評価するのは適切ではありません。
各ファンドのリスク説明は、申込前に必ず自分で確認したいポイントです。
クラウドバンクの良い評判・口コミを検証
まず、クラウドバンクで評価されてきたポイントを、公式の公表情報と突き合わせながら「なぜその声が多いのか」をテーマ別に検証します。
良い評判は主に「少額から始めやすい」「証券会社運営という安心感」「ファンドの種類が豊富」の3点に集約されます。
以下の声は、特定の個人を出典として転載するものではなく、運営チームが独自アンケートと公開情報の傾向を要約したものです。
なぜ「少額から始めやすい」と言われるのかを検証
もっとも多いのが、少額から始められて、株のように日々の値動きを気にしなくてよいという声です。

少額から投資でき、株のように値動きを毎日チェックしなくてよいのがありがたいです。
出典:運営チームの独自アンケート・公開情報の傾向を要約
運営チームの検証:クラウドバンクの最低投資額は1万円からで、投資初心者でも少額で始められます。
融資型のため株式のような日々の値動きがなく、ファンドを選んだら運用期間の終了を待つ仕組みです。2か月程度の短期ファンドから長期まで幅があり、無理のない範囲で分散投資しやすい点は、公式の利用ガイド上も裏づけられます。
ただし「値動きがない=安全」ではありません。
運用期間中は資金が拘束され、後述のとおり償還遅延も起こり得ます。
「手軽さ」と「リスク」は分けて理解してください。
対策:当面使う予定のない余裕資金で、1案件に集中せず、運用期間の長さも確認したうえで申し込みましょう。出典:クラウドバンク 利用ガイドを運営チームが確認(2026年6月時点)。
なぜ「証券会社が運営していて安心」と言われるのかを検証
運営が証券会社で、登録業者という点を安心材料に挙げる声も見られます。

運営が証券会社で、登録業者というのが安心材料だと感じました。
出典:運営チームの独自アンケート(安定性を評価する声)の傾向を要約
運営チームの検証:運営の日本クラウド証券は、第一種・第二種金融商品取引業の登録業者(関東財務局長(金商)第115号)です。
証券会社がクラウドファンディングを運営する形態で、お客様からの預り金・出資金等を会社の固有財産と分別して管理する体制を公表しています。
登録業者であることは、金融庁の登録業者一覧でも確認できます。
ただし、「登録業者=元本が保証される/遅延が起きない」ではありません。
金融商品取引業の登録は事業者としての監督・規律を意味するもので、個々のファンドの償還を保証するものではない点は、誤解しないようにしてください。
対策:運営の信頼性と、個々のファンドのリスクは分けて見ましょう。出典:日本クラウド証券 会社概要/金融庁 金融商品取引業者一覧を運営チームが確認(2026年6月時点)。
なぜ「ファンドの種類が豊富で実績が大きい」と言われるのかを検証
不動産担保ローンから再エネ、海外ローンまで選べて、運用終了の件数も多いので実績を感じる、という声もあります。

不動産担保ローンから再エネ、海外ローンまで選べて、運用終了の件数も多いので実績を感じます。
出典:運営チームの独自アンケート・公開情報の傾向を要約
運営チームの検証:クラウドバンクは、不動産担保型ローン・再生可能エネルギー(太陽光・風力・バイオマス等)・海外(米ドル建て)ローンなど多彩なテーマのファンドを募集してきました。
公式の運用実績では、運用終了ファンド数は7,631件、累計応募金額は約3,329億円(2026年6月時点)に達しています。
選択肢の多さと運用終了件数の多さは、事実として確認できます。
一方で、後述するとおり運用中のファンドでは償還遅延が広がっているため、「件数が多い=今も順調」ではない点に注意が必要です。
実績の数字は過去の累積であり、現在進行中の運用状況とは分けて見てください。
対策:過去の累積実績ではなく、申し込む各ファンドの最新の運用状況とリスク説明で判断しましょう。出典:クラウドバンク 運用実績を運営チームが確認(2026年6月時点・過去実績であり将来を保証するものではありません)。
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クラウドバンクの気になる評判・口コミを検証
ここが本記事で最も重要な章です。
クラウドバンクの気になる評判は、2026年時点では「償還遅延」が中心になっています。
加えて、融資型クラウドファンディング共通の「元本割れ」「為替リスク」「会員登録しないと詳細が見られない」という声があります。
それぞれについて、「その指摘は本当か・どう見極めればよいか」を検証します。
「償還が遅延している」は本当かを検証(最重要)

予定の運用期間を過ぎても償還されないファンドがあります。
最近とくに増えている気がします。
出典:運営チームが2026年の検索傾向・公開情報をもとに要約
運営チームの検証:これは事実です。クラウドバンクの公式運用実績ページ(2026年6月時点)では、運用中ファンドの状況として「正常運用中」が49%(224ファンド)、「償還遅延中」が51%(232ファンド)と公表されています。
つまり運用中ファンドの過半数が償還遅延中という状況です。
実績平均利回り(6.35%)の注記にも「運用中のファンドや償還が遅延しているファンドは含まれておりません」と明記されており、表示利回りは遅延案件を除いた過去の実績である点に注意が必要です。
融資型クラウドファンディングは元本保証ではなく、貸付先の資金繰りや事業環境によって、予定どおりに償還されない・元本が毀損する可能性があります。
償還遅延は最終的な元本割れを必ず意味するものではありませんが、資金が想定より長く拘束されるリスク・回収できないリスクの両方を含みます。
対策:新規に検討する人は、余裕資金で・少額で・1案件に集中せず、各ファンドのリスク説明と最新の運用状況を必ず確認してください。
割合(正常/遅延)は変動するため、申込前に公式の最新表示を確認しましょう。出典:クラウドバンク 運用実績(運用中ファンドの状況)を運営チームが確認(2026年6月時点)。
元本割れ・貸し倒れリスクの実態を検証

元本保証ではないし、貸付先が破綻したら戻ってこないのが怖いです。
出典:融資型クラウドファンディング全般への共通の不安を運営チームが要約
運営チームの検証:クラウドバンクに限らず、融資型クラウドファンディングは預金と違い元本保証ではありません。
貸付先の業績悪化・延滞・倒産などで元本が毀損する可能性があり、これはスキーム上の本質的なリスクです。
クラウドバンクは不動産担保型ローンなど担保・保全を設定する案件もありますが、担保があっても評価額の下落や処分の遅れで全額回収できない場合があります。
前章のとおり、2026年時点では運用中ファンドの過半数が償還遅延中であり、元本割れの可能性は「他人事ではない前提」で捉える必要があります。
対策:「元本割れは起こり得る」前提で、利回りの高さだけで選ばないこと。
担保・保証の有無、貸付先・案件の性質、海外案件か国内案件かを確認し、複数案件・複数事業者へ分散するのが基本です。
当面使う予定のない資金で運用してください。
「為替リスク」「会員登録しないと案件詳細が見られない」は本当かを検証

海外ファンドはドル建てで、円高のときに戻すと損します。
あと会員登録しないとファンドの中身がよく見えません。
出典:運営チームが公開情報・利用者傾向をもとに要約
運営チームの検証:いずれも仕組み上の事実です。クラウドバンクには米ドル建ての海外ローンファンドがあり、出資・分配が米ドルで行われます。
円高のタイミングで日本円に戻すと為替差損が発生する可能性があり、利回りが出ても両替で目減りすることがあります。
また、ファンドの詳しい融資先・担保などの概要は、会員登録(口座開設)後に閲覧できる情報として扱われており、登録前にすべてを確認したい人にはやや不便です。
対策:為替リスクが不安なら円建ての国内案件を中心に選ぶ、海外案件は為替変動も損益に含まれる前提で判断する、といった対応が現実的です。
案件詳細は無料の口座開設後に確認できるため、投資判断は登録後に各ファンドの説明を読んでから行ってください。出典:クラウドバンク 利用ガイドを運営チームが確認(2026年6月時点・匿名掲示板や個人ブログは出典にしていません)。
クラウドバンクのメリット・デメリット
ここまでの検証を踏まえ、クラウドバンクのメリットとデメリットを整理しました。
メリット
- 1万円から少額で始められる:株のような日々の値動きがなく、運用は基本「待つだけ」です。
- 多彩なファンドから選べる:不動産担保・再エネ・海外など、テーマを分けて分散しやすい設計です。
- 運営は証券会社(登録業者):第一種・第二種金融商品取引業の登録業者で、分別管理体制を公表しています。
- 規模の実績がある:累計応募金額3,329億円・運用終了7,631件(2026年6月時点・過去の累積であり将来を保証しません)。
デメリット・注意点
- 元本保証ではなく元本割れの可能性がある:貸付先の状況で元本が毀損することがあります。
- 運用中ファンドの過半数が償還遅延中(2026年時点):資金拘束・回収リスクが顕在化しています。
- 中途解約できない:運用期間中は原則として中途解約・出金ができません。
- 為替リスク・登録後しか詳細が見えない:海外案件は為替リスクがあり、詳しい案件概要は会員登録後に確認します。
- 表示利回りは過去の実績:遅延案件を除いた値で、将来を保証しません(変動値)。
クラウドバンクの取り扱いファンドの種類
クラウドバンクは、テーマの異なる複数のファンドを募集してきました。
主なテーマは次のとおりです。
| 主なファンドのテーマ | 特徴と注意点 |
| 不動産担保型ローンファンド | 不動産を担保とするため保全を意識した設計。 ただし担保があっても評価額下落・処分の遅れで全額回収できない場合がある |
| 再生可能エネルギー発電ファンド(太陽光・風力・バイオマス・水力等) | 個人では参加しにくい再エネ事業に少額から関与できる。 事業の進捗や売電環境の影響を受ける |
| 海外(米ドル建て)ローンファンド | 米国不動産ローンや先進国ローン等。 利回りが見込める一方、為替リスクが損益に含まれる |
| その他(物流・金融・IT等) | 時期によりさまざまなテーマを募集。 テーマごとにリスクの性質が異なる |
どのテーマでも共通するのは、予定利回りはあくまで「予定」であり、運用結果や償還を保証するものではないという点です。
前述のとおり、2026年時点では運用中ファンドの過半数が償還遅延中である点も踏まえて、各ファンドのリスク説明を確認してください。
出典:クラウドバンク ファンド一覧を運営チームが確認(2026年6月時点)。
取り扱いテーマや募集状況は時期により変わります。
クラウドバンクが向いている人・向いていない人
検証と公式情報から、向き不向きを整理しました。
向いている人
- 余裕資金で少額から分散投資を試したい:1万円から、ネット完結で分けやすい人。
- 予定利回りで運用したい:株のような値動きの管理を避けたい人。
- リスクを理解できる:償還遅延・元本割れの可能性を理解し、1案件に集中させない人。
- 複数事業者で分散したい:クラウドバンク以外の事業者・案件にもリスクを分けられる人。
向いていない人
- 元本保証や流動性を求める:すぐ引き出せることを重視する人。
- 近く使うお金で投資したい:当面使う予定のある資金で投資しようとしている人。
- 遅延・元本割れを許容できない:足元の償還遅延リスクを受け入れられない人。
- 利回りの数字だけで選びたい:リスク説明を読まずに投資先を決めたい人。
クラウドバンクで投資を始める流れ(申し込みの進め方)
口座開設から出金までの大まかな流れは、すべてネットで完結します。
次のとおりです。
- スマホから口座を開設する(無料)。
氏名・住所などを入力し、本人確認書類とマイナンバーをアップロードする。
審査・登録住所への通知などの確認後に口座開設が完了する。 - ログイン後、会員限定で表示されるファンド詳細(融資先・担保・運用期間・予定利回り・リスク説明など)を確認する。
- 投資先を決めたら口座へ入金し、投資金額を入力して申請する(先着方式が中心)。
- 運用期間中は原則として中途解約できない。
運用益が出れば毎月など定められたタイミングで分配金を受け取る(償還遅延が起こると、予定どおりに償還・分配されない場合がある)。 - 口座の出金可能額を確認し、出金申請を行う(分配金は雑所得に区分され、一定額を超える場合は確定申告が必要になることがある)。
後悔しないために、運営チームが整理した進め方のポイントは次の3つです。
① 余裕資金で投資する
運用期間中は原則として中途解約・出金ができません。
生活防衛資金や近く使うお金ではなく、当面使う予定のない余裕資金で投資しましょう。
② 各ファンドのリスクと最新の運用状況を確認する
予定利回りは確定値ではありません。
各ファンドの予定利回り・運用期間・担保内容・リスク説明と、運用中ファンドの償還遅延状況を、申込前に必ず確認しましょう。
③ 1つの案件・1社に集中させない
遅延や元本割れが起こり得る前提で、複数案件・複数事業者へ分散します。
海外案件は為替リスクも損益に含まれる前提で判断しましょう。
利回りの高さだけで選ばず、足元の償還遅延状況とリスク説明を自分で確認し、余裕資金を分散することが、慎重に運用するための前提です。
運営チームの見解
結論として、クラウドバンクは「余裕資金で、少額から、予定利回りで貸付型ファンドに分散投資したい人」に向く融資型クラウドファンディングの一つだと、運営チームは考えます。
運営は第一種・第二種金融商品取引業の登録業者で、累計応募金額3,329億円・運用終了7,631件という規模の実績があります(2026年6月時点・過去の累積であり将来を保証するものではありません)。
一方で、2026年時点では運用中ファンドの過半数が償還遅延中であり、過去の「実績の高さ」だけで評価するのは適切ではありません。
表示の実績平均利回り6.35%も遅延案件を除いた過去の値で、将来を保証しません。
融資型クラウドファンディングは元本保証ではなく、必ず儲かるものではありません。
「償還遅延が広がっている・元本割れが起こり得る・運用中は中途解約できない・海外案件は為替リスクがある」という特性を理解できるなら、まずは無料の口座開設で募集中のファンドと最新の運用状況を確認してみましょう。
複数の事業者を比べたうえで判断したい場合は、ソーシャルレンディングのおすすめ比較もあわせてご確認ください。
なお利回り・累計応募金額・運用中ファンドの状況などの変動しやすい情報は、投資前に必ず公式サイトと各ファンドのリスク説明で最新の内容をご確認ください。
最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
1万円から・口座開設は無料/公式サイトへ
→ ソーシャルレンディングのおすすめ比較(選び方・各社の特徴)はこちら
クラウドバンクの評判に関するよくある質問
- Q. クラウドバンクは安全ですか?元本保証はありますか?
- 元本保証はありません。
融資型クラウドファンディングは、貸付先の事情で元本が毀損したり、償還が遅延したりする可能性があります。2026年時点では運用中ファンドの過半数が償還遅延中であり、「安全」と断定できる状態ではありません。
余裕資金で・少額で・分散することを前提に判断してください。 - Q. 償還遅延中とはどういう状態ですか?
- 予定していた運用期間を過ぎても、投資元本や分配金の償還が完了していない状態です。
最終的に償還されることもありますが、想定より資金が長く拘束されたり、回収できなかったりするリスクを含みます。
公式の運用実績ページで運用中ファンドの状況(正常運用中/償還遅延中の割合)が公表されています(割合は変動します)。 - Q. 実績平均利回り6.35%は今後ももらえますか?
- いいえ。6.35%は2026年3月末までの1年間に運用終了したファンドの税引前実績値で、過去の実績であり将来を保証しません。
さらにこの数値には運用中・償還遅延中のファンドは含まれていないため、表示利回りだけで運用成果を期待しないようにしてください(利回りは変動値です)。 - Q. 運営会社はどこですか?登録業者ですか?
- 日本クラウド証券株式会社が運営しています。
第一種・第二種金融商品取引業(関東財務局長(金商)第115号)の登録業者で、金融庁の登録業者一覧でも確認できます。
ただし登録業者であることは、個々のファンドの償還を保証するものではありません。 - Q. 最低いくらから投資できますか?
- 1万円から投資できます(海外ファンドは米ドル建てで最低投資額が設定される場合があります)。
少額から始められる一方、運用期間中は原則として中途解約できない点に注意してください。 - Q. 海外ファンドの為替リスクとは何ですか?
- クラウドバンクには米ドル建ての海外ローンファンドがあり、出資・分配が米ドルで行われます。
円高のタイミングで日本円に戻すと為替差損が発生する可能性があり、利回りが出ても両替で目減りすることがあります。
為替が不安なら円建ての国内案件を中心に選ぶ方法もあります。
主な参照・出典
- クラウドバンク(日本クラウド証券株式会社)公式:https://crowdbank.jp/
- クラウドバンク 運用実績:https://crowdbank.jp/achievement/
- 日本クラウド証券 会社概要:https://crowdbank.jp/ir/
- クラウドバンク 利用ガイド:https://crowdbank.jp/guide/
- クラウドバンク ファンド一覧:https://crowdbank.jp/funds/
- 金融庁 金融商品取引業者一覧:https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kinyushohin.pdf
- 国税庁(雑所得):https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1500.htm
累計応募金額・実績平均利回り・運用中ファンドの状況・運用終了件数などの変動値は、公式の最新情報と各ファンドのリスク説明でご確認ください。
口コミは公開範囲が限られるため、本記事では運営チームが独自アンケートと公開情報の傾向を要約して記載しています(匿名掲示板や個人ブログは出典にしていません)。
この記事は、運営チームがクラウドバンク公式・日本クラウド証券・金融庁・国税庁の公表情報をもとに整理しました(数値は2026年6月時点)。
評価・見解は運営チームによるものです。
利回り・累計応募金額・運用中ファンドの状況など変動する条件は、投資前に必ず公式と各ファンドのリスク説明でご確認ください。
融資型クラウドファンディング・ソーシャルレンディングは元本保証ではなく、必ず儲かるものではありません。
最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。




