不動産の売却を検討しているけれど、「不動産会社に査定してもらうのは気が引ける」「営業電話が来るのは避けたい」と感じている方には、不動産査定アプリがおすすめです。アプリなら、匿名・無料で気軽に物件の相場を把握できます。
本記事では、2026年時点で利用できるおすすめの不動産査定アプリ7選を比較表付きで紹介します。アプリの選び方やメリット・デメリット、査定の仕組みについても詳しく解説するので、不動産の価値を手軽に知りたい方はぜひ参考にしてください。
アプリだけでなく、より詳しく知りたい人や、詳しく比較したい人は以下の記事を参考にしてください。

不動産査定アプリだけでなくWEBでの査定も興味がある方におすすめ!
- 不動産査定アプリは物件情報を入力するだけで匿名・無料で利用でき、AIが即時に査定結果を算出してくれる
- おすすめ7アプリを比較表付きで紹介。居住用だけでなく投資用物件に対応したアプリもある
- AI査定の精度はあくまで概算。本格的な売却には不動産会社の訪問査定と併用するのがおすすめ
不動産査定アプリとは
不動産査定アプリとは、スマートフォンやWebブラウザで物件情報を入力するだけで、AIが自動的に不動産の推定価格を算出してくれるサービスです。不動産会社に直接依頼する従来の査定と異なり、匿名・無料・即時で利用できるのが最大の特徴です。
「まだ売却を決めていないけれど、自分の家がいくらくらいか知りたい」「営業電話は避けたい」という方に向いています。
不動産査定アプリと一括査定サイトの違い
不動産査定アプリと一括査定サイトは、どちらも無料で利用できますが、目的や仕組みが異なります。
| 項目 | 査定アプリ | 一括査定サイト |
|---|---|---|
| 査定方法 | AIが自動算出 | 不動産会社の担当者が査定 |
| 個人情報 | 不要(匿名利用可) | 氏名・連絡先の入力が必要 |
| 結果の速さ | 即時(数秒〜数分) | 数時間〜数日 |
| 査定精度 | 概算(相場の参考値) | 高め(物件個別の評価) |
| 営業連絡 | なし | あり(複数社から連絡) |
| 向いている人 | 相場を手軽に知りたい人 | 本格的に売却を検討中の人 |
まずはアプリで相場感をつかみ、売却意思が固まったら一括査定サイトで複数社に見積もりを依頼する、という使い分けがおすすめです。
おすすめの不動産査定アプリ7選
ここでは、2026年時点で利用できるおすすめの不動産査定アプリ・サービスを7つ紹介します。気になるアプリがあったら、ぜひ一度使ってみましょう。どのサービスも無料で使えます。
10秒でDo!|AIで最速10秒査定
10秒でDo!は、And Doホールディングス株式会社(旧ハウスドゥ)が運営する無料のAI査定アプリです。物件情報を入力すると、過去の取引データをもとにAIが最短10秒で査定額を算出します。マンション・戸建て・土地に対応し、全国エリアをカバーしています。
スピード重視で「まず大まかな価格を知りたい」という方に最適です。ただし、査定データはハウスドゥグループの取引実績がベースとなるため、他のアプリとも比較することをおすすめします。
HowMa(ハウマ)|31億件のデータで高精度AI査定
HowMaは、株式会社コラビットが開発・提供しているAI不動産価格査定サービスです。約31億件の不動産情報データベースをもとに、物件周辺の過去の取引データや市場全体の状況、国土交通省の情報などを幅広く参照して査定結果を算出します。
入力した情報が不動産業者に共有されることはなく、匿名性が高いのが特徴です。特定の不動産会社に偏らないデータ基盤が強みで、大手不動産会社や金融機関にもAI査定技術を提供しています。Webブラウザで利用するサービスのため、アプリのダウンロードは不要です。
Yahoo!不動産|査定から物件探しまで一括対応
Yahoo!不動産は、LINEヤフー株式会社が運営する不動産総合アプリです。不動産の査定から購入希望物件の確認、賃貸物件の検索まで、不動産に関する情報を幅広くチェックできます。複数の不動産会社の査定額を比較でき、売主と買主のマッチングサービスも利用可能です。
Yahoo! JAPANの知名度と利用者基盤を活かした安心感のあるサービスで、「査定だけでなく、将来の住み替え先も同時に探したい」という方におすすめです。
らくらく不動産査定|GPS機能で簡単入力・幅広い物件に対応
らくらく不動産査定は、リビン・テクノロジーズ株式会社が開発した不動産査定アプリです。GPS機能を使って現在地から物件の査定額や近隣相場を調べられるため、住所の手入力が不要で外出先でも手軽に査定できます。iOS・Androidの両方に対応しています。
提携不動産会社は約1,700社と業界でも有数の規模で、最大6社まで同時に査定依頼が可能です。一戸建て・マンションだけでなく、投資用マンション・店舗・工場・農地まで幅広い物件種別に対応している点が他のアプリにない強みです。なお、査定依頼時には個人情報の入力が必要です。
カウル|首都圏マンション特化のAI査定
カウルは、株式会社Housmartが運営する首都圏の中古マンションに特化した売買アプリです。会員数は12万人を突破しており、マンション名を入力するだけでAIが自動査定してくれます。iOS・Androidに対応しています。
過去の取引事例から35年後までの価格推移を予測する機能もあり、売り時の判断に活用できます。マンションの購入と売却の両方をサポートしているため、住み替えを検討中の方にも便利です。ただし、対応エリアは首都圏(東京23区・三鷹市・武蔵野市・横浜市・川崎市など)に限られ、戸建てや土地には対応していません。
楽待(らくまち)|投資用物件に特化した査定・比較
楽待は、楽待株式会社が運営する国内最大級の不動産投資情報サイト・アプリです。掲載物件数は10万件以上で、投資用物件(アパート・マンション・戸建て・土地)の一括査定に対応しています。iOS・Androidに対応しています。
積算価格シミュレーションやキャッシュフローシミュレーションなど、投資判断に役立つツールが充実しています。投資用マンションやアパートの売却を検討している方は、居住用アプリでは適正な評価が得られない場合があるため、楽待の利用をおすすめします。なお、査定依頼時には個人情報の入力が必要です。
DoBank|担保評価も同時にわかる

DoBankは、株式会社フィナンシャルドゥ(And Doグループ)が提供する不動産査定アプリです。物件の住所や築年数、面積などの基本情報を入力するだけで査定額がわかります。不動産査定に加えて担保評価額も同時に確認できるのが最大の特徴で、売却だけでなく融資・ローンを検討中の方にも役立ちます。
10秒でDo!と同じAnd Doグループが運営しており、グループの取引データを活用した査定が行われます。iOS端末に対応しています。
【比較表】不動産査定アプリ7選一覧
| アプリ名 | 運営会社 | 対応物件 | エリア | 匿名 | OS |
|---|---|---|---|---|---|
| 10秒でDo! | And Doホールディングス | マンション・戸建て・土地 | 全国 | ○ | iOS/Android |
| HowMa | コラビット | マンション・戸建て・土地 | 全国 | ○ | Web |
| Yahoo!不動産 | LINEヤフー | マンション・戸建て・土地 | 全国 | △ | iOS/Android |
| らくらく不動産査定 | リビン・テクノロジーズ | 全種別(農地含む) | 全国 | × | iOS/Android |
| カウル | Housmart | 中古マンション | 首都圏 | ○ | iOS/Android |
| 楽待 | 楽待 | 投資用物件 | 全国 | × | iOS/Android |
| DoBank | フィナンシャルドゥ | マンション・戸建て・土地 | 全国 | ○ | iOS |
※匿名:○=個人情報不要、△=一部機能で不要、×=査定依頼時に入力が必要
アプリだけでなく、より詳しく知りたい人や、詳しく比較したい人は以下の記事を参考にしてください。

不動産査定アプリの選び方
不動産査定アプリは複数あるため、自分の目的に合ったものを選ぶことが大切です。以下の3つのポイントを基準に選びましょう。
査定したい物件の種別・エリアに対応しているか
アプリによって対応している物件種別やエリアが異なります。自分が査定したい物件にマッチするアプリを選びましょう。
- マンション売却 → カウル(首都圏特化)やHowMa(全国対応)
- 投資用物件 → 楽待(投資用特化)
- 農地・倉庫などの特殊物件 → らくらく不動産査定
- 担保評価も知りたい → DoBank
匿名利用・個人情報不要で使えるか
「営業電話を避けたい」「まだ売るかどうか決めていない」という方は、個人情報の入力なしで利用できるアプリを選びましょう。10秒でDo!・HowMa・DoBank・カウルは匿名利用が可能です。一方、らくらく不動産査定や楽待は査定依頼時に個人情報の入力が必要となるため、営業連絡が届く可能性があります。
運営会社の信頼性を確認する
不動産査定では物件の所在地や面積などの情報を入力するため、運営会社の信頼性も重要な判断基準です。上場企業やそのグループ会社が運営しているアプリ、多くの不動産会社と提携しているサービスは、情報管理体制がしっかりしている傾向があります。
不動産査定アプリのメリット・デメリット
不動産査定アプリを利用する前に、メリットとデメリットを把握しておきましょう。
メリット
- 匿名で利用でき、営業を受けなくて済む
- その場ですぐに査定結果がわかる
- 無料で何度でも利用できる
- GPS機能で入力の手間が省ける
匿名で利用でき、営業を受けなくて済む
多くの査定アプリは個人情報の入力なしで利用できるため、不動産会社からの営業電話がかかってくることがありません。「まだ売却を決めていないから、営業されるのは気が引ける」という方でも安心して利用できます。
不動産会社から営業された際のよい断り方に関しては、以下の記事で解説しています。

その場ですぐに査定結果がわかる
物件情報を入力すると、AIが数秒〜数分で査定額を算出してくれます。不動産会社に依頼する場合は査定結果が出るまで数日かかることもありますが、アプリなら待ち時間がほとんどありません。
無料で何度でも利用できる
本記事で紹介しているアプリはすべて無料で利用できます。何度でも繰り返し査定できるため、時期を変えて価格の推移を確認するといった使い方も可能です。不動産鑑定士に依頼する場合は費用がかかりますが、アプリなら無料で最新技術を使った査定が受けられます。
GPS機能で入力の手間が省ける
らくらく不動産査定のようにGPS機能に対応したアプリでは、住所を手入力する必要がありません。外出先で気になる物件があった場合にも、その場で相場を確認できます。
デメリット
- 査定精度はあくまで概算
- 対応エリア・物件種別が限定される場合がある
- 提供元の自社データに偏る可能性がある
査定精度はあくまで概算
アプリの査定はAIによる自動算出のため、不動産会社のプロが物件を実際に見て評価する訪問査定と比べると精度は劣ります。リフォームの有無、日当たり、周辺環境など物件固有の条件はAIでは十分に反映されないことが多いです。査定アプリは「詳しい売却可能額を調べる前段階の調査」として活用するのがおすすめです。
対応エリア・物件種別が限定される場合がある
アプリによっては対応エリアが限られていたり(カウルは首都圏のみ)、特定の物件種別にしか対応していない場合があります(楽待は投資用物件のみ)。事前に上記の比較表で対応範囲を確認しましょう。
提供元の自社データに偏る可能性がある
不動産会社が運営するアプリの場合、自社の取引データのみを参照しているケースがあります。データの偏りを避けるために、複数のアプリで比較することが重要です。
不動産業者に査定を依頼するなら一括査定サイト「イエウール」がおすすめ
「不動産の価値をしっかりと見極めたい」というのであれば、不動産業者へ査定を依頼するのが近道です。一度に複数の不動産業者へ査定依頼ができる一括査定サービスの利用を検討しましょう。
とくに資産活用おすすめナビ運営チームがおすすめしたい一括査定サービスが「イエウール」です。
- 月間ユーザー数No.1で安心(2020年7月時点)
- 提携している不動産会社の数も業界No.1(2020年7月時点)
- 全国エリアをカバーしているので地方の不動産も売却しやすい
- 悪徳業者が排除される仕組みがあるので安心して利用できる
※2020年7月「不動産の一括査定サイトに関するランキング調査」より(株)東京商工リサーチ調べ
不動産査定アプリを使う際の注意点
アプリで査定する際に知っておくべき注意点を4つ紹介します。
- 複数のアプリで比較する
- AI査定にはレインズ情報が反映されない
- アプリ査定額=売却価格ではない
- 個人情報の取り扱いに注意する
複数のアプリで比較する
1つのアプリだけでは、査定額が高すぎたり低すぎたりする可能性があります。少なくとも2〜3つのアプリで査定し、結果を比較することで、より正確で偏りのない相場価格を把握できます。アプリごとに参照するデータや算出アルゴリズムが異なるため、同じ物件でも査定額に差が出るのは珍しくありません。
AI査定にはレインズ情報が反映されない
不動産会社が利用する「レインズ(REINS)」は、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営する不動産情報ネットワークシステムで、全国の不動産取引情報がリアルタイムで集約されています。しかし、レインズの情報は不動産会社(宅建業者)にのみ閲覧が許可されており、AI査定アプリには反映されません。
そのため、アプリの査定額と実際の市場価格にズレが生じることがあります。特に、取引事例が少ないエリアではAI査定の精度が下がる傾向があります。レインズについて詳しくは、以下の記事で解説しています。

アプリ査定額=売却価格ではない
アプリで表示される査定額は、あくまでAIが算出した「参考価格」です。実際の売却価格は、物件の状態や市場動向、買主との交渉によって変動します。一般的には、仲介を担当する不動産会社が物件を市場に出してから3ヶ月程度で売却できる価格にするのがよいとされています。
本格的に売却を進める場合は、アプリの査定額を参考値としつつ、不動産会社に訪問査定を依頼し、適正価格を確認することが大切です。
個人情報の取り扱いに注意する
匿名で利用できるアプリが多い一方、一部のアプリでは査定依頼時に氏名・電話番号などの個人情報入力が必要です。個人情報を入力する場合は、運営会社のプライバシーポリシーを確認し、情報がどのように利用されるかを事前にチェックしましょう。不要な営業連絡を避けたい場合は、匿名対応のアプリを優先的に選ぶことをおすすめします。
不動産査定の3つの方法を知っておこう
不動産の査定方法には大きく3つのタイプがあります。アプリの仕組みを理解するためにも、基本的な査定方法を押さえておきましょう。
- 取引事例比較法(アプリで最も一般的)
- 原価法
- 収益還元法
取引事例比較法(アプリで最も一般的)
取引事例比較法は、売却する不動産と条件が類似した物件の過去の取引事例をもとに査定額を算出する方法で、不動産の査定方法として最も多く使われています。不動産査定アプリの多くはこの方法をベースにしています。
類似物件の立地・面積・築年数などを比較し、市場動向を加味して価格を導き出します。データが豊富なエリアほど精度が高くなる傾向があります。
原価法
原価法とは、物件を現時点で新たに建築した場合のコスト(再調達原価)を算出し、築年数に応じた減価修正を行って査定額を求める方法です。主に戸建て住宅の建物部分の評価に用いられます。
収益還元法
収益還元法は、主に賃貸物件や投資用物件で行われる査定方法で、賃料の収入額から利回りを計算して価格を算出するやり方です。個人が居住用不動産を売却する場合やアプリ査定ではほとんど使用されませんが、楽待のような投資用物件向けアプリでは収益還元の考え方が査定に反映されています。
まとめ
不動産査定アプリは、匿名・無料・即時で不動産の相場を把握できる便利なツールです。ただし、AI査定の精度はあくまで概算であり、本格的な売却には不動産会社の訪問査定との併用が欠かせません。
アプリを選ぶ際は、査定したい物件種別・エリアに対応しているか、匿名で利用できるか、運営会社の信頼性は十分かを確認しましょう。複数のアプリで結果を比較することも大切です。
アプリで相場感をつかんだうえで、売却意思が固まったら一括査定サイトで複数の不動産会社に見積もりを依頼するのが、不動産売却を成功させるための王道ルートです。
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不動産査定アプリに関するよくある質問
アプリだけでなく、より詳しく知りたい人や、詳しく比較したい人は以下の記事を参考にしてください。

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なお、不動産一括査定サービスは、それぞれ対応するエリアや提携する不動産会社が異なるため、1つだけでなく複数のサービスを利用することをおすすめします。
次の記事ではより多くのサービスを含めたランキングや「査定結果の満足度TOP3」や「親族・友達におすすめしたいTOP3」などカテゴリ別にもランキングを紹介しています。さらに詳しく知りたい方は読んでみてください。

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