千葉県で不動産の売却を検討しているものの、「どの不動産会社に依頼すればいいの?」「千葉県の売却相場はどのくらい?」と悩んでいる方は多いでしょう。千葉県は東京に隣接する利便性の高いエリアから、自然豊かな房総半島まで地域特性が大きく異なるため、エリアに精通した不動産会社選びが売却成功の鍵を握ります。
この記事では、千葉県で不動産売却に強いおすすめの会社10社を大手・地域密着・買取専門に分けて紹介します。千葉県の最新売却相場やエリア別の特徴、信頼できる会社の選び方まで解説するので、ぜひ参考にしてください。
- 千葉県の不動産売却市場の最新動向
- 不動産売却に強い会社の選び方5つのポイント
- 千葉県でおすすめの不動産会社10選(大手・地域密着・買取専門)
- エリア別(千葉市・船橋・柏・松戸・市川・浦安)の相場とおすすめ会社
- 評判の悪い不動産会社の見分け方
- 不動産売却の流れと費用
- よくある質問(FAQ)

千葉県の不動産売却市場の特徴
千葉県で不動産を高く・早く売却するためには、地域の市場動向を把握しておくことが重要です。
売却相場の最新動向
千葉県の不動産市場は、公示地価が上昇傾向にあり、売却環境は良好です。
| 種別 | 平均売却価格 | 平均売却日数 |
| マンション | 約2,899万円 | 約85日(首都圏平均) |
| 戸建て | 約2,600万円前後 | 約97日(首都圏平均) |
千葉県の公示地価は上昇が続いており、2025年の変動率は前年比+5.00%でした。特に都心へのアクセスが良い東葛エリア(船橋市・市川市・浦安市など)や千葉市の中心部では顕著な上昇が見られます。
千葉県の不動産売却で知っておくべき地域特性
千葉県の不動産売却では、以下のような地域特性を理解しておくことが重要です。
- エリアごとの価格差が大きい:浦安市(47.9万円/m²)と房総エリアでは10倍以上の差がある
- 液状化リスクエリア:浦安市・千葉市美浜区・船橋市の埋立地は、東日本大震災で液状化被害が発生した経緯があり、地盤調査履歴の有無が売却価格に影響する
- 再開発による価値上昇:千葉駅周辺・柏の葉キャンパス・海浜幕張・流山おおたかの森など複数の再開発プロジェクトが進行中
- 人口減少エリアへの注意:千葉県では22市町が「消滅可能性自治体」に指定されており、房総半島南部や東部では早期売却が有利な場合がある
千葉県で不動産売却に強い会社の選び方
千葉県で不動産会社を選ぶ際は、以下の5つのポイントを押さえましょう。
1. 売却実績を確認する
不動産会社の実力を見極める最も重要な指標が売却実績です。特に千葉県内での成約件数や、自分が売りたいエリアでの取引実績を確認しましょう。大手なら全国・千葉県の実績数、地域密着型なら特定エリアの取引件数を聞くのがポイントです。
2. 査定額の根拠を比較する
複数社に査定を依頼し、査定額だけでなくその根拠を比較することが大切です。査定額が極端に高い会社は、媒介契約を取るために相場より高い査定額を提示する「高預かり」の可能性があります。3〜4社に査定を依頼し、相場感をつかみましょう。
3. 売却したい物件タイプとの相性を見る
不動産会社にはそれぞれ得意分野があります。
- マンション売却:大手仲介やマンション専門の買取会社
- 戸建て売却:地域密着型の仲介会社や戸建て買取再販会社
- 土地売却:地元の事情に詳しい地域密着型会社
- 築古・訳あり物件:買取専門会社
千葉県では戸建ての取引比率が全国平均よりも高いため、戸建て売却に強い会社を選ぶことも重要なポイントです。
4. 担当者の対応力をチェックする
不動産売却は担当者の力量に大きく左右されます。以下の点を初回面談でチェックしましょう。
- 宅地建物取引士の資格を持っているか
- 売却エリアの市場動向を具体的に説明できるか
- メリットだけでなく注意点やリスクも説明してくれるか
- 連絡・報告のタイミングを明確にしてくれるか
5. 仲介と買取の違いを理解する
不動産の売却方法には「仲介」と「買取」の2種類があります。
| 比較項目 | 仲介 | 買取 |
| 買主 | 一般の購入希望者 | 不動産会社自身 |
| 売却価格 | 相場に近い価格 | 相場の60〜80% |
| 売却期間 | 3ヶ月〜6ヶ月 | 最短1〜2週間 |
| 仲介手数料 | かかる(売却額×3%+6万円+税) | かからない |
| 向いている人 | 時間に余裕があり高く売りたい人 | 早く確実に売りたい人 |
千葉県では、築年数が古い戸建てや郊外エリアの物件は買い手が見つかりにくい場合があるため、仲介と買取の両方に対応できる会社を選ぶのも一つの方法です。

千葉県の不動産売却におすすめの会社10選
千葉県で不動産売却を依頼するのにおすすめの会社を、大手仲介・地域密着・買取専門の3つのカテゴリに分けて紹介します。
大手仲介会社
三井のリハウス
| 項目 | 内容 |
| 運営会社 | 三井不動産リアルティ株式会社 |
| 千葉県内の店舗数 | 13店舗 |
| 対応エリア | 千葉市・船橋市・市川市・柏市・松戸市・浦安市など県内主要エリア |
| 強み | 39年連続で取扱件数No.1、全国最大級のネットワーク |
三井のリハウスは、不動産仲介取扱件数39年連続No.1の実績を持つ最大手です。千葉県内に13店舗を展開し、都心通勤圏の東葛エリアから千葉市まで幅広くカバー。豊富な購入検討者のデータベースと「360°サポート」による設備保証・土地測量サービスなどが特徴です。
東急リバブル
| 項目 | 内容 |
| 運営会社 | 東急リバブル株式会社 |
| 千葉県内の店舗数 | 8店舗 |
| 対応エリア | 船橋市・市川市・松戸市・柏市・千葉市・浦安市など |
| 強み | リバブル売却保証システムあり、AI査定サービス |
東急リバブルは「リバブル売却保証システム」が大きな特徴です。一定期間内に仲介で売れなかった場合、事前に提示した価格で東急リバブルが買い取ってくれるため、「確実に売りたいが、できれば高値で売りたい」という方に向いています。千葉県内では船橋・柏・千葉など主要エリアに店舗を展開しています。
住友不動産ステップ(すみふの仲介ステップ)
| 項目 | 内容 |
| 運営会社 | 住友不動産ステップ株式会社 |
| 千葉県内の店舗数 | 9店舗 |
| 対応エリア | 千葉市・船橋市・市川市・柏市・松戸市・津田沼など |
| 強み | マンツーマン営業体制、広告量業界トップクラス |
住友不動産ステップの特徴は、物件の売却活動を1人の営業担当が一貫して担当するマンツーマン営業体制です。売主への報告が的確で、担当者との意思疎通がスムーズなため、売却活動の進捗をしっかり把握したい方に向いています。
野村の仲介+(PLUS)
| 項目 | 内容 |
| 運営会社 | 野村不動産ソリューションズ株式会社 |
| 千葉県内の店舗数 | 4店舗 |
| 対応エリア | 千葉市・船橋市・柏市・市川市など |
| 強み | ノムコムの集客力、充実した売却サポートサービス |
野村の仲介+は、自社ポータルサイト「ノムコム」の高い集客力が強みです。月間利用者数が多く、購入検討者への物件露出が大きいため、早期成約につながりやすい特徴があります。「買換え保証」「つなぎ融資」「設備補修」など売却後のサポートも充実しています。
地域密着型会社
さくら都市
| 項目 | 内容 |
| 運営会社 | さくら都市株式会社 |
| 千葉県内の店舗数 | 12店舗 |
| 対応エリア | 木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市・市原市など内房エリア中心 |
| 強み | 千葉県の戸建て買取再販実績県内トップクラス |
さくら都市は、千葉県内房エリアを中心に展開する地域密着型の不動産会社です。戸建ての買取再販実績が千葉県内トップクラスで、大手が手薄な木更津・君津・富津エリアにも12店舗を構えています。内房エリアの戸建て売却なら、まず相談したい会社です。
オカムラホーム
| 項目 | 内容 |
| 運営会社 | 株式会社オカムラホーム |
| 千葉県内の店舗数 | 6店舗 |
| 対応エリア | 八千代市・船橋市・習志野市・佐倉市など |
| 強み | 八千代市・船橋市エリアに特化、建築部門も保有 |
オカムラホームは、八千代市・船橋市を中心に展開する地域密着型の総合不動産会社です。建築部門も持つ総合力が強みで、リフォーム提案つきの売却プランや、建て替え前提の土地としての査定など、多角的な提案が期待できます。
イエステーション柏店(三建ホーム)
| 項目 | 内容 |
| 運営会社 | 株式会社三建ホーム |
| 千葉県内の店舗数 | 1店舗(柏市) |
| 対応エリア | 柏市・流山市・我孫子市・松戸市など東葛エリア |
| 強み | 1977年創業、柏エリアで約50年の実績、イエステーションFC加盟 |
三建ホームが運営するイエステーション柏店は、1977年創業で柏市を中心に約50年の営業実績を持つ地域密着型の不動産会社です。柏・流山・我孫子エリアの地域事情に精通しており、地元ネットワークを活かした売却活動が強みです。
京成不動産
| 項目 | 内容 |
| 運営会社 | 京成不動産株式会社 |
| 千葉県内の店舗数 | 7店舗 |
| 対応エリア | 船橋市・市川市・習志野市・八千代市・佐倉市・成田市など京成線沿線 |
| 強み | 京成グループの沿線ネットワーク |
京成不動産は、京成電鉄グループの不動産会社です。京成線・新京成線・北総線の沿線エリアに強く、グループのネットワークを活かした情報収集力が特徴です。京成沿線の物件を売却したい方には心強い選択肢となります。
買取専門会社
カチタス
| 項目 | 内容 |
| 運営会社 | 株式会社カチタス |
| 千葉県内の店舗数 | 3店舗 |
| 対応エリア | 千葉県全域(特に郊外・地方エリアに強い) |
| 強み | 戸建て買取再販12年連続全国No.1 |
カチタスは、戸建ての買取再販で12年連続全国No.1の実績を誇る買取専門会社です。築古の戸建てや郊外エリアの物件など、仲介では買い手が見つかりにくい物件も積極的に買い取ってくれます。千葉県の郊外エリアで戸建てを早く確実に売りたい方に向いています。
スター・マイカ
| 項目 | 内容 |
| 運営会社 | スター・マイカ・ホールディングス株式会社 |
| 千葉県内の対応 | 千葉県全域(オンライン対応中心) |
| 対応エリア | 千葉市・船橋市・柏市・松戸市・市川市など |
| 強み | マンション買取全国トップクラス、リースバック対応 |
スター・マイカは、中古マンションの買取に特化した会社で、マンション買取実績は全国トップクラスです。賃貸中のオーナーチェンジ物件の買取にも対応しており、リースバック(売却後もそのまま住み続けられる仕組み)にも対応しています。千葉県でマンションを早く売却したい方や、住みながら売りたい方に向いています。
千葉県の主要エリア別おすすめ不動産会社
千葉県は広く、エリアによって不動産市場の特性が大きく異なります。主要6エリアの相場と特徴、おすすめの不動産会社を紹介します。
千葉市(地価目安:18.8万円/m²)
千葉県の県庁所在地で、中央区・美浜区を中心にマンション需要が旺盛です。千葉駅周辺の再開発やJR京葉線沿線の海浜幕張エリアの発展が地価上昇を後押ししています。
おすすめ:三井のリハウス千葉センター、住友不動産ステップ千葉営業センター
船橋市(地価目安:27.0万円/m²)
東京都心へのアクセスが良く、JR・京成線・東葉高速線など複数路線が利用できる人気エリアです。マンション・戸建てともに需要が高く、売却活動が比較的スムーズに進みやすいエリアといえます。
おすすめ:東急リバブル船橋センター、オカムラホーム、京成不動産
柏市(地価目安:19.2万円/m²)
つくばエクスプレスの開通で「柏の葉キャンパス」エリアが発展し、人口増加が続いています。常磐線・東武野田線沿線の旧市街地と、TX沿線の新興住宅地で市場特性が異なります。
おすすめ:イエステーション柏店(三建ホーム)、野村の仲介+柏センター
松戸市(地価目安:21.8万円/m²)
東京都心(大手町)まで約30分という好アクセスで、常磐線・新京成線沿線を中心に住宅需要があります。隣接する市川市に比べて価格が手頃なため、ファミリー層に人気のエリアです。
おすすめ:三井のリハウス松戸センター、東急リバブル松戸センター
市川市(地価目安:41.2万円/m²)
東京都に隣接し、千葉県内でも地価が高いエリアです。総武線・東西線・京成線など多くの鉄道路線が通り、交通利便性が非常に高いのが特徴です。マンション需要が強く、大手仲介会社が多数進出しています。
おすすめ:住友不動産ステップ市川営業センター、三井のリハウス市川センター
浦安市(地価目安:47.9万円/m²)
千葉県内で最も地価が高いエリアで、東京ディズニーリゾートの所在地としても知られます。新浦安エリアのマンションは根強い人気がありますが、液状化リスクのある埋立地エリアでは地盤調査の有無が売却価格に影響するため、このリスクへの対応経験がある会社を選ぶのがポイントです。
おすすめ:三井のリハウス新浦安センター、東急リバブル浦安センター
評判の悪い不動産会社の見分け方
信頼できない不動産会社を避けるため、以下のポイントに注意してください。
1. 査定額が相場より極端に高い
「うちなら○○万円で売れます」と相場より大幅に高い査定額を提示する会社は注意が必要です。媒介契約を取るために意図的に高い査定額を提示し、契約後に値下げを提案する「高預かり」の手口の可能性があります。必ず複数社の査定を比較しましょう。
2. 囲い込みの兆候がある
囲い込みとは、他社からの購入希望者の問い合わせを断り、自社で買主も見つけて両手仲介手数料を得ようとする行為です。売却開始後、内覧希望がなかなか来ない場合や、レインズ(不動産流通機構)への登録を渋る場合は囲い込みの疑いがあります。
3. 媒介契約を急かす
「今すぐ決めないと他の会社に取られます」などと即決を迫る会社は要注意です。信頼できる会社は、売主が納得いくまで比較検討する時間を尊重してくれます。
4. 売却活動の報告が不十分
専任媒介契約では2週間に1回以上、専属専任媒介契約では1週間に1回以上の報告義務があります。報告が義務どおりに行われない場合は、売却活動が適切に行われていない可能性があります。
5. 免許番号・行政処分歴を確認する
不動産会社の信頼性を確認するには、国土交通省の「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」で免許番号と行政処分歴を確認できます。免許番号のカッコ内の数字が大きいほど更新回数が多く、営業歴が長い会社です(例:千葉県知事(5)=20年以上)。
千葉県の不動産売却の流れと費用
千葉県で不動産を売却する際の一般的な流れと、かかる費用を解説します。
売却の流れ【7ステップ】
- 相場を調べる:レインズマーケットインフォメーションや国土交通省の「土地総合情報システム」で千葉県の取引価格を確認
- 複数社に査定を依頼する:3〜4社に査定を依頼し、査定額・根拠・担当者の対応を比較
- 媒介契約を結ぶ:一般媒介・専任媒介・専属専任媒介の3種類から選択
- 売却活動を開始:レインズ登録、ポータルサイト掲載、チラシ配布、内覧対応
- 買主と売買契約を締結:重要事項説明、手付金の受領
- 決済・引き渡し:残代金の受領、所有権移転登記、物件の引き渡し
- 確定申告:売却益が出た場合は翌年の2月16日〜3月15日に確定申告
首都圏のマンション売却は平均約85日、戸建て売却は平均約97日が目安です(東日本不動産流通機構2024年データ)。千葉県もおおむね同程度ですが、エリアや物件条件により大きく異なります。
売却にかかる主な費用
| 費用項目 | 目安 |
| 仲介手数料 | 売却額×3%+6万円+消費税(上限)※400万円超の場合の速算式 |
| 印紙税 | 1,000円〜6万円(売却額による) |
| 登記費用(抵当権抹消等) | 1万〜3万円 |
| 譲渡所得税・住民税 | 売却益の約20%〜39%(所有期間による) |
| その他 | 測量費、解体費、ハウスクリーニング費など(必要に応じて) |
ポイント:2024年7月の法改正により、800万円以下の低廉な空き家等の売買では仲介手数料の上限が33万円(税込)に引き上げられました。また、マイホームの売却では「3,000万円特別控除」が利用でき、多くのケースで譲渡所得税がかかりません。ただし適用には条件があるため、事前に税務署や税理士に確認しましょう。
よくある質問(FAQ)
まとめ
千葉県で不動産を売却する際は、エリア特性を理解し、売りたい物件に合った不動産会社を選ぶことが重要です。
- 千葉県の公示地価は上昇傾向にあり、売却環境は良好
- 複数社に査定を依頼し、査定額の根拠と担当者の対応力を比較する
- 都心通勤圏のマンションなら大手仲介、郊外の戸建てなら地域密着型が有利な傾向
- 液状化リスクエリアでは、地盤調査履歴の有無が売却価格に影響する
- 「高預かり」「囲い込み」をする会社は避ける
- 不動産一括査定サイトを活用して効率的に比較する
不動産売却は人生の中でも大きな取引です。この記事で紹介した会社や選び方を参考に、信頼できるパートナーを見つけて、千葉県での不動産売却を成功させましょう。





